介護はきついが役に立つ【続けられる理由とこれから始めるメリット】
介護業界に興味があるんだけど、一般的にはネガティブなイメージが先行しているよね…。
実際のリアルな声と、続けられている人たちのやりがいなんかも聞いてみたいなぁ。
上記の悩みを解決します。
この記事を書いているぼくは、介護の仕事に携わって9年目。
全国展開している会社でいろいろな地域で活動して生きてたくさんの現場を見てきました。
その中で味わったリアルな意見や今も尚続けられている理由をお伝えできればと思います。
✔この記事の内容
- 介護業界の現状とリアル
- 続けられる理由(将来性)
この記事ではできるだけシンプルにわかりやすく解説していきます。
きついイメージが定着している介護業界の現状とリアル
結論から先に言うときついです。
ぼくも何度もきついと思う事がありました。
最初にそこはリアルにお伝えしておきます。そして介護の仕事をされているほとんどの方が1度はきついと感じたことがあるはずです。
介護をきついと思う理由
答えは世間の代表的なイメージである『3K』に集約されています。
3Kとは(今は死語かもしれませんが…)
- きつい
- 汚い
- 危険
のことを指します。
ひとつずつ深掘りしてみていきます。
きつい
体力的な負担を指すことが多いです。
介護に関してある程度の体力を持つことは必須の条件となってきます。
介護の業務はだいたい以下の4つにカテゴリー分けできます。
- 食事介助
- 入浴介助
- 排泄介助
- 移動介助
上記の内特に体力を必要とする介助が
- 入浴介助
- 移動介助
です。あとは慢性的な人手不足で業務量が過多なケースも少なくありません。
下記の記事では人手不足解消と負担軽減のために介護業界に導入がすすめられている介護ロボットやAIについて今できる最先端の3つのことを紹介しています。
ちなみにぼくの会社では以前介護ロボット(アシストスーツ)のマッスルスーツというものを利用していました。
汚い
排泄介助のことを指します。
正直に言うとぼくも最初は抵抗がありました。それまで携わる機会がなかったので当たり前だと思います。
普段見慣れていないものや関わってこなかったことは誰しも抵抗があると思います。が、1ヶ月も経つと慣れました。
なぜなら介護において排泄介助は重要なファクターで避けては通れない道だからです。
例えば量や時間の管理、把握は利用者さんの体調管理に直結します。
ぼくの話をするとトイレ掃除すらはじめてする時は抵抗がありました。
ただ今は率先してやります。
金運が上がる気がしてこころもきれいになった気がします(*’ω’*)
話が脱線しましたが、人間は慣れる生き物です。
危険
4つのカテゴリーで言うと『移動介助』にあたります。
移動介助は転倒させないように神経を使います。それ以外にも
- 感染リスク
- 利用者からの暴力
なんかもあげられます。これらを見事に兼ね備えている職種がぼくが従事している訪問入浴です。なぜなら
- ベッドから浴槽への移乗(お姫様抱っこ)
- 入浴前後の排泄介助
- 通所等では対応できない感染症の方の依頼がある
上記が1回のサービス提供に全て含まれています。
人間関係はどうなの?
ここに関しては介護だから特別きついといったことはありません。
どこの組織や企業に勤めても人間関係や職場の雰囲気には差があるからです。
事実ぼくもたくさんの事業所に属した経験がありますが同じ会社の中でさえも事業所によって、雰囲気がかなり違っていました。
楽しい事業所もあるし、雰囲気の悪い事業所も当然あります。合わない所長とはよくケンカしました(笑)
冒頭でもお話ししましたがぼくも新卒で介護業界に入りなんだかんだで8年以上続けられています。
そして先ほどもお話しした通り3Kをふんだんに含んだ訪問入浴というサービスですが続けられているのには理由があります。
介護がきついと思っても続けられる理由
答えは以下です。一部冒頭のツイートと重複しますが
- 充実感がある
- 将来性がある
上記の2つを深掘りしていきます。
充実感がある
これを最初に言いたかったのは、綺麗ごとのように思う方もいらっしゃるかもしれませんが、なかなかどうしてバカにできないからです。
世の中の仕事はほぼすべてが誰かの役に立つこと、悩みを解決することにたいして報酬を得る図式になっています。
それで言うと介護は直に感謝の言葉をもらったり、笑顔を見ることができます。ここはかなり大きいかと。
「自分の仕事は世の中の役に立っているのか…」と悩む方も大勢いる中で、介護従事者に関してその悩みは無縁になると思います。
将来性がある
続いてこちらはかなり現実的な理由になります。
さらに細分化すると
- キャリアアップしやすい
- スキルが身につく(将来の準備ができる)
- 給料が年々増加している
パートナーを探せる
これは完璧におまけですが、特にぼくが従事している訪問入浴に関しては社内結婚や社内カップルが多いです。
なるほどねぇ。
あとはみんなが介護をはじめたきっかけなんかも知っておきたいな~。
まとめ:介護はきついが役に立つ
おさらいすると、介護は正直きついこともあります。ただ、それでも続けていける理由があります。それが下記
- 充実感がある
- 将来性がある
でしたね。大きく『仕事』というカテゴリーで見ると実は悪くない職業だと思います。
おまけ:営業専門職もあり
介護の営業と聞いて馴染みのない方が多くいらっしゃると思いますが意外と楽しいです。
国の後押しもあり給料も上昇傾向な介護職ですが会社によってはきついをそのまま体言化したようなブラックな会社もあります。