介護職の副業挑戦ブログ

介護職9年目の筆者がたくさんの副業に挑戦していく姿を晒していくブログ。これまでたくさんの副業に挑戦してほとんど失敗に終わってきました。実体験ベースで赤裸々に語っていきます。「副業に挑戦したいけど何か怖いな‥。」という方は本ブログを見て筆者と同じ失敗をしないようにしてくださいませ。あと在宅介護のリアルについても少々お話しします。介護職で副業を検討している人は必見です。

介護ハラスメントの実態と原因から対策まで【9年目の僕が解説する】

<strong>介護スタッフ</strong>
介護スタッフ

介護現場でのハラスメントに困っている。しょうがない部分があると自分に言い聞かせているけど…。みんなの状況を知りたい。できることなら対応策も知りたいなぁ。

 

こんな悩みにお答えします。

 

✔この記事の内容

  • 介護ハラスメントの実態と原因
  • 介護ハラスメントの対応策

この記事を書いているぼくは、介護業界で仕事をして9年目。

最初の頃はハラスメントも受けてきました。

 

事業所の責任者も経験して相談も受けながら介護ハラスメントと向き合ってきたリアルなお話ができると思います。

 

この記事ではできるだけシンプルにわかりやすく解説していきます。

この記事を読み終えたあとはハラスメントに対する理解と対応策を知る事ができるので不安を和らげることができるはず。

 

3分で読めます。

介護ハラスメントの実態と原因

まずは実態から。

✔介護職へハラスメントを行う3者

  • 利用者
  • 利用者の家族
  • 同僚

上記のとおり。ちなみに利用者からうけるケースが多いです。

2019年の厚生労働省の『介護現場におけるハラスメントに関する調査研究報告書』によると、ハラスメントを受けたことがあると回答した人が50%以上。

 

また介護職員で結成された『UAゼンセン日本介護クラフトユニオン』の調査でも70%以上の介護職員がハラスメントを受けたことがあると回答しています。

 

特に施設系での事例が多いみたいです。ひとつずつサクッと解説していきます。

利用者

身体的な暴力だけではなく言葉の暴力やセクハラと多岐にわたります。

特に介護職員は女性比率が高いですからセクハラも多いです。

 

ぼくが従事している訪問入浴では男女比が1:2のチームでケアをするので胸やお臀部を触られたという話もたびたび聞いていました。

 

 

利用者の家族

職員の学歴や容姿、ひどいものだと親族の事まで馬鹿にするケースもあるみたいです。

同僚

上司や先輩、お局的な職員からのパワハラは本当によく聞きます。

入社当時のぼくはお局さんのパワハラに耐えかねてよくケンカしていました(‘ω’)

なるほどね。深刻だね。でも認知症だから、とかで致し方なく思ってしまうこともあるんだよね…。あとは会社が何もしてくれなかったり…。

実際多いみたいですね。しかしそれを続けていけばあなた自身の精神がどんどんすり減っていってしまいます。

 

記事後半で少しでもお役に立てば幸いです。

次にハラスメントが起こる原因を見ていきましょう。先ほどの認知症を含めて3つに分類されます。

 

✔介護ハラスメントが起きる3つの要因

上記のとおりです。

 

認知症は割愛して以下2つを深掘りしていきます。

時代背景

育ってきた環境によってハラスメントに繋がるケースです。

介護を受ける利用者並びに介護者(家族)も高齢の方が多くいらっしゃいます。

昔の日本の風潮で男尊女卑等の考え方が染みついている人も事実たくさんいます。

精神状態

イライラによるものです。

要介護状態になった人の葛藤やもどかしさからついつい手が出たり暴言を吐いてしまうケースです。

介護者(家族)も同様に追い詰められていることが多々あります。

 

介護ハラスメントを5段階で対策する

  • その①:本人に伝える
  • その②:証拠をしっかり残す
  • その③:上司に相談
  • その④:ホットラインに相談
  • その⑤:職場を変える

上記のとおり。ひとつずつ解説していきます。

その①:本人に伝える

まずはしっかりと本人に伝えましょう。

ハラスメントの基準は自分がストレスに感じたか否かです。

その②:証拠をしっかり残す

本人になかなか伝えることが難しかったり、伝えても改善されない場合は記録に残しましょう。

ぼくの同僚はボイスレコーダーを常備したりしています。

その③:上司に相談

確固たる証拠をもっていると上司にも相談しやすいかと思います。具体的には

  • 担当を変更してもらう
  • 上司から伝えてもらう
  • 家族に伝えてもらう

等々です。

その④:ホットラインに相談

上司が動いてくれなかったり、動いて貰っても改善されない場合は関係機関へ連絡しましょう。

利用者に限らず同僚からのパワハラ・セクハラに関しても同様。

その⑤:職場を変える

①~④をやっても変わらない場合、もしくはできなかった場合は職場を変えましょう。

介護業界は引く手あまたです。転職は決して逃げではありません。

 

まとめ:介護ハラスメントは自分の中に閉じ込めない

おさらいをすると、介護職へハラスメントをしてしまう対象が

  • 利用者
  • 利用者の家族
  • 同僚

上記で、介護ハラスメントが起きる3つの要因が

でした。そして改善するための5ステップが

  • その①:本人に伝える
  • その②:証拠をしっかり残す
  • その③:上司に相談
  • その④:ホットラインに相談
  • その⑤:職場を変える

でしたね。

介護ハラスメントからは逃げずにしっかり対処しましょう。

なぜならハラスメントを抱えて離職に繋がるケースが後を絶たないからです。

 

ハラスメントをそのままにしておくと介護を受ける側は何も変わりません。

同様に誰かにハラスメントをしている確率が非常に高いです。

 

行動しなければ何も変わりませんので本記事を参考に是非動いてみて下さい(^^)/

 

どうしてもダメなら転職もありです。

今は転職エージェントもかなり優秀ですのでチェックしてみて損はないかもです。

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