介護職の人間関係を改善する具体的な5つの手順【転勤族な僕が解説】
職場の人間関係で悩んでいる…。みんながどんなことで悩んでいるか知りたい。あと解決できる方法があればなお嬉しいなぁ。
こんな悩みにお答えします。
✔この記事の内容
- 介護の人間関係の4つの悩みの種
- 介護の人間関係を改善する5つの手順
この記事を書いているぼくは、介護の仕事をして9年目。
現場では管理者を経験しました。また全国のたくさんの地域の介護職の方々と接してきました。
この記事ではできるだけシンプルにわかりやすく解説していきます。
ちなみに僕はコミュ障ですが今日まで続けられました。何回もケンカしたりストレスを感じてきましたが今回ご紹介する方法で乗り越えてきました。
この記事を読み終えた後は取るべき行動が具体的にイメージできるようになり気持ちがすっきりしているはず。
2分くらいで読めます。
介護の人間関係の4つの悩みの種
最初に人間関係の悩みの原因を確認しておきましょう。下記のとおり。
- 同僚
- 他職種
- 利用者
- 利用者の家族
個人的に特に強い原因となるのが『同僚』と『他職種』でした。
また入社当初の新人時代は苦労もひとしおでした…。
下記の記事では苦労した経験をもとに新人が抱きやすい悩みをまとめて続けていくメリットを解説しています。
本題にもどって1つずつサクッと解説していきます。
同僚
一口に同僚と言っても
- 上司
- 先輩
- 後輩
- 同期
と様々ですよね。他の3者と比較しても関わる時間が圧倒的に長い。
ドツボにはまれば苦痛以外の何物でもなくなります。些細な事であっても積み重なると大きなストレスに。
また、いじめやパワハラもいまだに存在しているところがあると聞きます。
他職種
社内での人間関係が良好でも社外での関りが悩みの種になることも。
特に看護師さんとの人間関係がストレスになると聞きます。
事実ぼくもたまに高圧的な態度をとる看護師さんを見かけます…。
ただ知っておいて欲しいのは素晴らしい看護師さんもきちんといるということです。
お医者さんも然り。
利用者
関係構築が仕事の成果に直結します。
特に認知症の利用者さんや異性の方に悩まれる方が多いみたいです。
利用者の家族
クレーマーと呼ばれる人たち。
クレーマーじゃなくとも、そもそも連絡がとりづらかったりするケースも往々にしてあります。
事業所側の決まり事と家族が希望することのジレンマが悩ませる要因のひとつ。
いろんな人たちとの関係構築が必要だと改めて感じたよ。
てかそもそもなんで人間関係に悩むことが多いんだろうか?
それはずばり“イライラ”です。
イライラが人間関係の構築の大きな障壁になるんです。
✔介護現場でイライラが起こる要因
- 人手不足
- 思い通りにならない
- 環境整備が不十分
上記のとおり。
人手不足
介護業界の昔からの課題ですね。
人手が足りず業務量が増え冷静な判断力と余裕が欠如してイライラを起こす。
思い通りにならない
人が相手のサービスですから中々自分が思い描いたとおりにことは運びません。
新人の頃は特に。ある人では当てはまったケアがまたある人には通用しないのが常です。
環境整備が不十分
具体的には
- 給料
- 休暇
業務量に対してバランスがとれていないとどんどん疲れてしまいます。
環境に耐えきれず離職して、人手不足に陥るという負のループです。
特に“環境整備”に関しては自分じゃどうしようもできないことが多いので事前にしっかり確認するのがとても大切ですね。
介護の人間関係の悩みを解決する5つの手順
- その①:気にしない
- その②:物理的に距離を置く
- その③:相談する
- その④:キャリアアップする
- その⑤:職場を変える
上記のとおりで上から順に段階を踏んでいきます。深掘りしていきます。
その①:気にしない
まずほっといてみて下さい。人を変えるのは相当気力が必要です。
一人一人に使ってられません。
その②:物理的に距離をおく
ほっといても駄目なら物理的に距離を置いてみて下さい。
ぼくも嫌な人や性格が合わない人からことごとく逃げてきました(^^)/
その③:相談する
物理的に距離をおいても陰口や何かしらでストレスをかけてくることがあれば、上司や先輩に相談しましょう。
ホットラインにも電話しましょう。
その④:キャリアアップする
役職がつくと途端にすり寄ってくる人がいるのも悲しいですが事実です。
事実ぼくも管理職になったとたん、いがみ合っていた人がコロッと手のひらを返してきました。何よりコスパがいいです。
給与も上がりますし。
あとは見える世界が変わってくるので気にならなくなります。介護業界は割と狙いやすいので是非です。
その⑤:職場を変える
そして最後の手段です。個人的には最初の手段にしてもいいくらいかと。
ストレスを受ける職場に長く居続けることはマイナスでしかありません。
時間も労力ももったいないです。
介護業界は引く手あまたですし転職回数が多くても気にしなくてOK。
まとめ:介護の人間関係は早期の見極めが重要
おさらいすると、介護職の人間関係の悩みの種が
- 同僚
- 他職種
- 利用者
- 利用者の家族
人間関係を悪くする“イライラ”が起こる要因が
- 人で不足
- 思い通りにならない
- 環境整備が不十分
上記のとおり。そして人間関係の悩みを解決する5つの手順が
- その①:気にしない
- その②:物理的に距離をおく
- その③:相談する
- その④:キャリアアップする
- その⑤:職場を変える
でしたね。繰り返しになりますが人間関係で悩むのはまじで時間と労力がもったいないです。
とは言え抱えている人にとっては深刻な悩み。
ぼくも転勤を繰り返し今の環境があります。
今少しでも悩んでいる方はいつでも動けるように準備だけでもしておくことをおすすめします(^^)/
介護職は引くて数多なので選択ミスをしないように気をつけましょう。
ちなみに下記も記事では介護系に強い転職エージェントを厳選して紹介していますので気になる方はチェックしてみてくださいませ。