介護を楽しいと思える理由と思えない理由【9年目のぼくが解説する】
こんな悩みにお答えします。
この記事を書いているぼくは、介護の仕事をして9年目。
曲がりなりにも続けられている理由やたくさんの職員さんを見てきたのでその見識をお届けします。
✔この記事の内容
- ぼくが介護を楽しいと思える理由
- 介護を楽しいと思えない2つの要因
この記事ではできるだけシンプルにわかりやすく解説していきます。
ぼくが介護を楽しいと思える理由
理由は以下の3つです。
- 充実感がある
- 将来性がある
- 基本的に優しい人が多い
上記のとおり。ひとつずつ解説していきます。
充実感がある
さらに深掘りすると
- ダイレクトに感謝される
- 汗をかく
- 時間が経つのが早い
ざっと上記です。総じて充実感につながります。
もっと詳しく言うと
ダイレクトに感謝される
直接的に感謝の言葉をもらったり、笑顔を見ることができます。
これはほかの仕事と比較しても圧倒的です。
世の中のビジネスは必ず「誰かの悩みを解決」した時にその対価として報酬が発生して達成感に繋がります。
例えば、食事は空腹を満たすため、広告代理店は広告を打ちたい人の為、不動産は家を探している人の為、スポーツジムは運動をしたい人の為、、、等々です。
介護は顧客の満足度を肌で感じる事ができるのでダイレクトに充実感に繋がります。
汗をかく
適度な運動が自身の生活の中で必要不可欠なのはご存知のとおり。
スポーツが最たる例ですが汗をかいた後はすがすがしく気持ちいいですよね。
時間が経つのが早い
人を相手とした仕事は、とおり一辺倒ではいきません。
目まぐるしく変化していく現場に対応しているといつの間にか一日が終わってしまいます。
経験ありますよね。
一日の仕事が終わった時に「今日も頑張った~」と自分に言えるのは充実感以外のなにものでもないかと。
将来性がある
国の後押しもあり、待遇や給与が徐々に上がってきています。
今後もその傾向は変わらないと思うのでどんどん働きやすくなっていきます。
基本的に優しい人が多い
福祉を志すひとはだいたい優しいです。
ぼくは大学自体は福祉学科にいまして、入学から今日まで約12年間の経験からみて間違いなく優しい人が多いと言えます。
介護を楽しいと思えない2つの要因
ズバッと結論から言うと
- 労働環境
- 人間関係
上記の2つ。「介護の仕事自体は好きなんだけど…。」と言う人もたくさん見てきました。
せっかく楽しいのに…楽しさを凌駕するほど「辞めたい」「辛い」と思わせる要因です。
世間からのイメージもネガティブなものが多いのも事実です。
さらに深掘りしていきます。
労働環境
マネジメントやマーケティングが上手くいかず、過酷すぎる業務量をこなさなければならないと次第に身体も精神も病んでいきます。
また人手不足も大きく労働環境に影響をおよぼしますね。
人間関係
現在はちょうど過渡期で働く人の世代や文化の違いが著しい場合があります。
単純に嫌な上司や傲慢な同僚、横柄な後輩など、相性があわない職場で働くのはストレス以外のなにものでもないですよね。
介護じゃなくても同じです。
なんかそんな人が多くて、かならずどこにでもいるようなイメージだけど…。
確かにSNS等でも多く見られます…。
理由は先ほども触れた、「人手不足」に他なりません。
したくなくて介護をする人
「採用のレベルを落としてでもまず人材の確保を最優先しなくちゃ!」という企業側の思いが原因ですね。
上記の様な企業は離職していく理由があるはずなのでまずはそこの解決が最優先なのですが…。
まず現状を乗り切ることで頭がいっぱいになり後手後手になってしまう傾向があります。
まとめ:介護を楽しく思えないなら環境を変えてみる
おさらいすると、ぼくが介護を楽しいと思える理由が
- 充実感がある
- 将来性がある
- 基本的に優しい人が多い
上記の3つ。楽しいと思えない2つの要因が
- 労働環境
- 人間関係
でした。
結局は働く場所次第
友人や親せきに「介護をしている」と言うと十中八九「大変でしょう?」と言われるんですが僕自身はそこまで大変だと思っていません。
ぼくの会社では50代になっても現役で続けている人もいます。
結局は会社次第です。
介護は冒頭からお話ししている通り引く手あまたです。
ストレスを感じ続けて一つの場所にいるメリットはありませんので楽しいと思える場所を探しに行きましょう。
自分が行動しないと何も変わりません(^^)
介護業界の営業の専門職と言うレアな職業もありまして下記の記事で詳しく解説しています。興味のある方はチェックしてみてくださいませ。