介護職の副業挑戦ブログ

介護職9年目の筆者がたくさんの副業に挑戦していく姿を晒していくブログ。これまでたくさんの副業に挑戦してほとんど失敗に終わってきました。実体験ベースで赤裸々に語っていきます。「副業に挑戦したいけど何か怖いな‥。」という方は本ブログを見て筆者と同じ失敗をしないようにしてくださいませ。あと在宅介護のリアルについても少々お話しします。介護職で副業を検討している人は必見です。

介護×AIで今できる最先端の3つの事【メリットと問題点も解説!】

<strong>介護のAI分野に興味がある人</strong>
介護のAI分野に興味がある人

最近ニュースで介護業界にaiがどんどん活用されてきているって聞くけど、実際どんなことまでできるようになってるのか知りたい。

また、実際の現場からの意見や浸透率なんかも知りたいなぁ。

 

上記の悩みを解決します。

 

この記事を書いているぼくは、介護の仕事をはじめて9年目。

実際に現場で介護ロボットを使用したり、最先端の情報に目を光らせています。

✔この記事の内容

  • 介護×aiで今できる3つのこと
  • 介護従事者が考えるaiの問題点

この記事ではできるだけシンプルにわかりやすく解説していきます。

介護×aiで今できる3つのこと

AⅠ(人工知能)で今、介護業界で導入している代表的なものは以下。

  • ケアプランの作成
  • 歩容解析
  • 見守りloT

サクッと解説していきます。

ケアプランの作成

人工知能によって過去のデータや必要なノウハウを学習し最適なケアプランを作成してくれるもの(※CDI Platform MAIA)を利用します。

CDI Platform MAIA

過去数年分、およそ10万件以上のデータと、ケアマネジャーのノウハウを学習して作成してくれるAI。
 

Aiによるケアプラン作成のサポートを実際に導入している地域が、福岡市と豊橋市です。

 

ケアプランの作成はケアマネジャーの主業務のひとつと言っても過言ではなく、利用者さん毎にかかる工数や手間、負担が異なります。

 

ぼくも見てきましたが利用者さんの状態や家族の意思、はたまた業者の都合なんかによっても作成の必要性が出てきます。

福岡市

ケアプラン作成のアプリケーションを利用して業務の改善を図ることができるという検証結果が出ているみたいです。

豊橋市

実際に2018年からaiを利用したケアプランの作成が始まっているとのことです。

前述した、ケアデザイン人工知能CDI Platform MAIA」を導入し、ケアプランの作成を行っているみたいです。

歩容解析

5mの歩行動画を撮影することによって、理学療法士のデータを学習したAIが解析します。

そこから歩行における転倒リスクや介助方法を可視化するといったものとのこと。

恐ろしいですね…。

見守りloT

別名、モノのインターネットと呼ばれているものです。

体温などを読み取るセンサーを持ったaiが、他の機器とも連携をとりながら24時間ずっと安心に見守りをしてくれるもの。

 

また、健康状態等も管理し、介護スタッフの負担とストレスを解消することが目的。

目的は負担軽減→人手不足の解消

ご紹介したのは全てai自体が過去から現代まで必要なデータから分析して最適解を導き出します。

 

自動学習や自動解析を利用したケアのサポートですね。

当然、負担は圧倒的に軽減されます。

 

そもそものaiなどの導入の根底には、常に問題視される人手不足の解消の理念があります。

<strong>介護のAI分野に興味がある人</strong>
介護のAI分野に興味がある人

何かいい意味で恐ろしいね…。

そもそもなんだけど、aiとか介護ロボットって違うの?

 

わかりづらいですよね。

目的としてはどちらも同じです。

 

考え方としてはロボットありきで、そこにai(人工知能)が組み込まれるか否かということです。

ここで言うロボットはアプリケーションも含まれます。

介護ロボット+ai

単調な動きしかできなかったロボットに人工知能を組み込むことでより

  • 包括的
  • 網羅的
  • 専門的

にケアや業務をサポートしてくれるようになります。

冒頭でもお話ししたようにぼくの現場でも介護ロボットを実際に利用していました。

<strong>介護のAI分野に興味がある人</strong>
介護のAI分野に興味がある人

なるほどぉ。

実際の介護職員の人たちの介護ロボットに求める要望はどんなことが多いんだろう?

介護職員の負担軽減を望む介助TOP3

上から順に以下

  1. 移乗
  2. 入浴
  3. 認知症ケア

前述したぼくの会社で利用していた介護ロボットも、上位2つの移乗と入浴の負担軽減を目的としたものです。

 

また、loTは認知症ケアへの負担軽減を目的としていることがわかりますね。

基本的にAIや介護ロボットの導入はこれらの要望を叶えるために制作していくこととなります。

介護従事者が考えるaiの問題点

総務省の先進国への介護現場へのAI技術の導入に関するアンケートによると、日本は

  • 浸透率
  • 導入率

ともに最下位でした。

なかなか受け入れられていないのが現状ということですね。

では何が問題となっているのでしょうか?答えは以下の3つです。

  • 予算
  • 不安
  • 管理

上から順に

予算

まだまだ高額なものが多く、企業が取り入れるには大きな壁となります。一番の問題かもしれません。

不安

誤作動や、受け入れ、使用に対する不安が大きいのも問題点のひとつです。

事例がまだまだ圧倒的に少ないのも要因のひとつですね。

介護=ぬくもりの観点から、ロボットやAIはどうしても温かみの無い冷たいイメージを持たれがちです。

管理

保管や設置スペースの問題、扱う職員のリテラシーや不慣れさもあげられます。

まとめ:日本の介護×aiの現状

おさらいすると、AⅠ(人工知能)で今、介護業界で導入している代表的なものは以下

  • ケアプランの作成
  • 歩容解析
  • 見守りloT

です。そして介護職員の負担軽減を望む介助TOP3が

最後に、介護従事者が考えるaiの問題点が

  • 予算
  • 不安
  • 管理

でした。介護ロボットやaiの導入は厚労省もサポートしています。

ぼくたちはただ待つことしかできませんが、面倒くさがらず良いものは積極的に取り入れて少しでも介護から負担を取り除きたいですね(^^)/

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