介護職の副業挑戦ブログ

介護職9年目の筆者がたくさんの副業に挑戦していく姿を晒していくブログ。これまでたくさんの副業に挑戦してほとんど失敗に終わってきました。実体験ベースで赤裸々に語っていきます。「副業に挑戦したいけど何か怖いな‥。」という方は本ブログを見て筆者と同じ失敗をしないようにしてくださいませ。あと在宅介護のリアルについても少々お話しします。介護職で副業を検討している人は必見です。

介護職の申し送りの内容と上手に伝える2つのコツ【記録にも使える】

<strong>介護スタッフ</strong>
介護スタッフ

現場での申し送りで難儀している。何をどう伝えればいいのかわからない。

 

こんな悩みにお答えします。

 

✔この記事の内容

  • 介護現場での申し送りの内容
  • 介護現場での申し送りのコツ

この記事を書いているぼくは、介護の仕事について9年目。

 

訪問入浴という在宅介護サービスで外部の看護師さんやケアマネジャーさんと幾度となく申し送りを交わしてきました。

 

この記事を読み終えた後は申し送りがスムースにできるようになっているはず。

3分で読めます。

介護現場での申し送りの内容

  • ケア
  • 様子
  • 変化

上記のとおり。

 

あれこれ考えすぎると逆に伝わりづらく、シンプルイズザベストです。

1つずつ見ていきましょう。

ケア

行ったケアの内容を伝えます。

基本的にはケアプランに基づいた行為になると思います。

  • 生活介助
  • 身体介助

に分けて整理しておくと自分でもわかりやすいです。

訪問介護を例にしてみると

✔身体

  • 陰部洗浄
  • オムツ交換

✔生活

  • 料理(内容含む)

例えば上記。

様子

全体を通してあなたが感じたことを端的にまとめておきましょう。

  • 会話した内容
  • 利用者の希望と要望(あれば)
  • 精神的な状態(調子が良いか悪いか)

上記をチェックしておくと良いです。

変化

変化に気づくことが一番大切です。

なぜなら今後のケア方針を変更しなければならない可能性があるからです。

 

特に注視すべきは皮膚トラブルとADLです。

✔新たな皮膚トラブル

  • 胃ろうやポートの周辺
  • 褥瘡の程度
  • 発赤

✔ADLの程度

  • 四肢の可動域
  • 座位保持可能時間

例えば上記です。

繰り返しになりますが変化に気づくことが大切。

 

変化に気づけるようになるにはしっかりと利用者を観察することと、やはり申し送りをうけることがポイントです。

ふむふむ、なるほどね。ありがとう。この業界に入って先輩からも耳にタコができるくらい申し送りを徹底してと言われるよ。そもそもなんでそんなに大切なの?

最初は面倒くさかったりしますよね。ただ僕も実際に経験しましたが申し送りを怠ると不利益ばかり被る事になりますよ。解説していきます。

介護現場で申し送りが必要な理由

結論は以下の2つ

  • 毎回同じ職員がケアを行うことができないから
  • クレームを生んでしまうから

深掘りしていきます。

毎回同じ職員がケアを行うことができないから

毎回同じ職員が入る事が出来ればベストですがそうはいきません。

理由は下記の通り。

  • 十分な職員数を確保できていない
  • サービス(業務上)の性質

サクッと見ていくと

十分な職員数を確保できていない

徐々に改善されつつはあると思いますし、事業所によっても多少の差はあるでしょう。

ただ、全体を通してみるとまだまだ足りていないのが現状です。

 

サービス(業務上)の性質

利用者さんへのケアは定期で入る事が多いです。

例えば「毎週水曜日の15時」とか施設であれば入浴や排せつ介助の時間が固定になっていることが多いですよね。

 

職員の公休はローテーションで取る事が多いのも理由のひとつ。

クレームを生んでしまうから

ずばり申し送りを適当にすると、クレームを生み出してしまいます。

実際にぼくも「これくらい言わなくても…。」とか「わかりきってることだし…。」と横着をしてクレームを貰ったケースがあります。

例えば移動させた物品の細かい位置とか。皮膚状態とか。

 

少しでも変化があれば伝えるべきです。

特にぼくが従事している訪問入浴はトラブルに繋がる種が多いのです。

介護現場での申し送りのコツ

  • カテゴリー分けしておく
  • 「型」を使う

上記のとおり。

押さえておけばかなり申し送りがしやすくなると思います。

かつ伝わりやすくなるはずです。深掘りしていきます。

 

ちなみに介護記録にも応用できます。

カテゴリー分けしておく

要点をシンプルに伝えられるようにある程度の分類分けをしておきましょう。

  • 生活状況
  • 身体状況
  • 家族の状況

例えば上記です。

 

内容に関しては記事前半を確認しながらチェックしてみてください。

「型」を使う

事象→本人→見解→お願いしたい事

上記にあてはめて整理しておくとスムースに伝わります。

  • 事象:新たに仙骨に褥瘡ができていた
  • 本人:疼痛の訴え無し
  • 見解:マットレスを変えた方が良いと思う
  • お願いしたい事:仙骨の確認をお願いします

例えば上記の様なかんじです。

ありがとう。でもぼくの職場って申し送りの時間になると円を作って厳かな雰囲気になって…。緊張しちゃうんだよね。何かいい方法ないかな?

ぼくも緊張しいで最初はドキドキしてて自分でも何言ってるかわからないことがたくさんありましたよ

一番は慣れだと思いますが、緊張しちゃう人は

  • 事前に雑談ベースで話しておく
  • 写真を使う

上記を実施してみてください。

サクッと解説すると

事前に雑談ベースで話しておく

上司や次回の担当者に軽く話してくと、理解が速いです。

写真を使う

言葉では中々むずかしい場合は利用者本人や家族の了承を得て写真に残しておくことも有効です。

 

生活環境や褥瘡など。

まとめ:介護現場でのスムースな申し送りはクレームを防いで良質なケアに繋がる

おさらいすると、介護現場での申し送りの内容が

  • ケア
  • 様子
  • 変化

続いて介護現場で申し送りが必要な理由が

  • 毎回同じ職員がケアを行うことができないから
  • クレームを生んでしまうから

そして介護現場での申し送りのコツが

  • カテゴリー分けしておく
  • 「型」を使う

さらに緊張しちゃう人は

  • 事前に雑談ベースで話しておく
  • 写真を使う

 

今回は以上です。

 

申し送りは介護をしていく上で避けては通れない道ですのでしっかりと自分のものにして下さい(^^)/