介護職の副業挑戦ブログ

介護職9年目の筆者がたくさんの副業に挑戦していく姿を晒していくブログ。これまでたくさんの副業に挑戦してほとんど失敗に終わってきました。実体験ベースで赤裸々に語っていきます。「副業に挑戦したいけど何か怖いな‥。」という方は本ブログを見て筆者と同じ失敗をしないようにしてくださいませ。あと在宅介護のリアルについても少々お話しします。介護職で副業を検討している人は必見です。

介護におけるうつ病の予防・回避策と改善策【結論は孤独回避と休息】

<strong>両親の介護に疲れてきた人</strong>
両親の介護に疲れてきた人

終わりの見えない介護に最近疲れてきた。

「介護うつ」って言葉を最近耳にするようになったけど、今のうちからできることとかを詳しくしっておきたいな。

 

上記の悩みを解決します。

 

この記事を書いているぼくは、在宅介護サービスに携わって9年目。

全国各地で多くの在宅介護の現場を見てきました。大学では福祉学科を専攻し、福祉と精神病などの知見があります。

✔この記事の内容

  • 介護からうつ病になることの危険性
  • 「介護うつ」の予防と改善策について

この記事ではできるだけシンプルにわかりやすく解説していきます。

介護からうつ病になることの危険性

結論から言うと決して甘く見てはいけません。

なぜなら

  • 自殺
  • 心中

等の事件に繋がるケースと割合がとても高いからです。

特に老々介護は要注意

特に高齢者での老々介護には注意が必要です。

厚労省の調査によると認知症の介護者(65歳以上の高齢介護)の約3割が「死んでしまいたい」と思ったことがあると答えたそうです。

そして4人に1人がうつ状態にあることがわかったそうです。

介護者のうつ病の発症率

15~45%と言われています。かなり高い数字だと思います。

 

介護疲れから身体的・精神的な負担からストレスが蓄積してうつ病になることを「介護うつ」と言います。

<strong>両親の介護に疲れてきた人</strong>
両親の介護に疲れてきた人

怖いね…。その中でもどんな人がなりやすいの?

以下の様な性質をもつ人がなりやすいです。

介護うつになりやすい3つのタイプ

シンプルにまとめると

  • 責任感が強い完璧主義者
  • 優しすぎる人
  • 孤独な人

大きくまとめると上記です。この3つのどれかに当てはまっていると黄色信号です。

そして以下の症状が出ると要注意です。

介護うつの代表的な5つの症状

細かく言うときりが無いのでここもシンプルに5つ

  • 原因不明の不安感や焦り
  • 誰とも話したくなくなる
  • 常にに倦怠感がある
  • 食欲の低下
  • 寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚める

これらの症状に普段自分ではきづかない場合もあるので一度自分自身を客観的にみることや周囲の人に自分に変化がないか尋ねてみて下さい。

「介護うつ」の予防と改善策について

答えはシンプルに

  • 予防:孤独にならないこと
  • 改善:意識して休む時間をつくること

です。細かくたくさんあっても混乱してしまうのでまずは上記の2つのポイントを意識するようにして下さい。

 

深掘りしていきます。

介護うつの予防

繰り返しになりますが孤独にならないことが一番大切です。

なぜなら孤独な状態が一番うつ病を発症しやすく、発症したら加速度的に症状をおもくしていってしまうからです。

 

誰にも頼れないと自分自身で考え込む時間が増えてしまいます。断言しますが介護は1人きりでするのは不可能です。

 

不可能なことをしようとするので答えの見えない負のスパイラルに陥り徐々に精神を蝕んでいきます。

 

積極的に他者と関わるようにしましょう。具体的には

  1. 介護サービスを利用する
  2. 家族や親族に協力してもらう
  3. インフォーマルな社会資源も活用する

上から順に優先順位度が高いです。今孤独になっている人は上記の3機関へまずは電話してみて下さい。それぞれ

  1. 介護保険
  2. 親族
  3. 検索または介護保険

上記から繋がります。

<strong>両親の介護に疲れてきた人</strong>
両親の介護に疲れてきた人

介護保険課ならなんとか相談できても、どうしても家族とは連絡しづらくって…。

そこは期待できない人はどうすればいいかなぁ。

 

オススメはSNSです。

なぜなら同じ境遇にいる人と繋がる事ができるからです。

 

ストレスの緩和に直結します。「自分は1人ではない」と負担が軽減されます。

また、介護を仕事としている人から情報を得るのも有効です。

 

また下記の記事ではみんながどんな不安を抱えているかとその解決方法を解説しています。

 

介護うつになってしまった時の改善策

これも繰り返しになりますが意識して休む時間を作る事です。

なぜなら在宅介護はゴールが見えづらく、休む時間は意識しないと中々取りづらいからです。

自分が介護うつであると自覚しても焦らずまずはしっかりと心も体も休める時間を確保してください。

具体的には前述した3機関へ頼るのは大前提として、

  • デイサービスの利用回数や時間を増やす
  • 施設への入所を検討する

上記も視野に入れて週に1日は確実に何も考えない時間をつくることをおすすめします。

まとめ:介護とうつ病は密接な関係

おさらいすると、介護うつになりやすい3つのタイプが

  • 責任感が強い完璧主義者
  • 優しすぎる人
  • 孤独な人

で、介護うつの代表的な症状が

  • 原因不明の不安感や焦り
  • 誰とも話したくなくなる
  • 常に倦怠感がある
  • 食欲の低下
  • 寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚める

でした。そして予防と改善策についてはシンプルに

  • 予防:孤独にならないこと
  • 改善:意識して休む時間をつくること

を意識することが大切です。

介護とうつ病は表裏一体

自分は大丈夫だ!と思っていてもうつ病になる可能性は多くの人が等しく持っています。

過信することなく段階的な目標を決め小休憩をとりながら進めていく事が大切です。

この記事が在宅介護で悩む方々に少しでも役立てば幸いです(^^)/

 

記事を最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

 

改めましてゆう(@yuyuhoimin)です。

 

社会福祉の大学を卒業後、訪問入浴の会社に就職。今年で勤務して9年目になります。営業では全国で個人実績一位になりまして、現在は東京営業所の所長をしています。

 

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