【失敗しない】ケアマネジャーの選び方とコツ【初動をおさえるべし】
今度両親の介護が必要になってケアマネジャーを探してる。
大切な両親の介護なので失敗したくない…。どうやって選べばいいんだろう?
こんな悩みにお答えします。
この記事を書いているぼくは、在宅介護サービスに携わって9年目。
色々な地域で延べ1,000人以上のケアマネジャーを見てきて、500人以上と一緒に仕事をして家族との関りも見てきました。
そんなぼくがリアルな声をお届けします。
✔この記事の内容
- ケアマネジャーの選び方
- ケアマネジャーを選ぶコツ
この記事ではできるだけシンプルにわかりやすく解説していきます。
ケアマネジャーの選び方
結論を言うと以下の2つのどちらかになります。
- 自分で探す
- 紹介してもらう
もう少し深堀すると
自分で探す
ネットで近くの居宅介護支援事業所を検索して探す方法ですね。
ケアマネジャーを探す時は所属する居宅介護支援事業所をまず探します。そしてその居宅介護支援事業所は自宅から近いことに越したことはありません。
なぜなら、詳しくは後述しますがフットワークが軽くなりやすいからです。
紹介してもらう
紹介してもらう相手はおおまかに下記の3パターンです。
- 病院のSW
- 地域包括支援センター
- 知人、友人
1つずつ解説していきます。
病院のSW
これはかかりつけの病院があったり、入院していて退院するタイミングである必要があったりと限定的な場合の手法です。
病院内に存在する地域連携室(在宅への復帰を調整する部署)のSW(ソーシャルワーカー)に頼る方法です。
ちなみにぼくもSWに必要な資格を持っています。
地域包括支援センター
日本全国の各地域毎に設置されている公的な事業所です。
地域内のケアマネジャーの情報を網羅的に所有しているので、訪ねて紹介してもらいます。
ちなみに居宅介護支援事業所のケアマネジャーはここや、先ほど紹介したSWに利用者さんを紹介してもらう為に営業(アピール)に行きます。
知人、友人
近所の知り合いや、親族、友人から紹介してもらう方法です。
相談する側としても一番信頼できて話しやすいですよね。
事実、ぼくの会社でもサービスに入っている利用者さんがうちの会社を気に入ってくれて、知り合いに紹介してくれるケースが結構あります。
ふむふむ。自分で探すのと紹介してもらうのってどっちがいいの?
断然、後者の『紹介してもらう』方をおすすめします。
紹介の方が良い理由
シンプルに言うと下記の2つです。
- コスパが圧倒的に良い
- 失敗する確率が大幅に減る
コスパが圧倒的に良い
自分で探すとなると多くの時間と労力が必要になります。
また全く知識が無い状態から探すのには大きなストレスもかかります。
失敗する確率が大幅に減る
先人や専門的な人の知識やアドバイスを聞くことで、ケアマネジャー選びにおいて間違った人選をしてしまうリスクを大幅に減らすことができます。
なるほどわかったよ。
誰かに頼る事の大切さは理解できた。じゃあ次は実践編、選ぶときのコツを押してくださいな。
合点承知の助(^^)/
ケアマネジャーを選ぶコツ
良いケアマネジャーと巡り合うシンプルな方法は、『合わなかったら即チェンジ』です。これだけ押さえておいてください。
なぜなら、結局フタを開けてみないとわからないからです。
冒頭でもお話ししましたが、時間がもったいないです。
ストレスになり得ることはできるだけ早めに排除
介護はそれでなくてもストレスが溜まりやすいものです。なのでわざわざ自分から負担を増やす道を選ぶのは避けるのが吉です。
さらに言うと時間が経てばたつほどチェンジもしにくくなってしまいます。
なのでできるだけ早く、少しでも「ん?」と思うようなことがあれば、
- 本人
- 所属事業所
- 役所
上記のいずれかに速やかに相談してください。
確かにそうだね。
でも、即チェンジとも言われても何を基準に判断すればいいかわからないよ…。
その辺についても解説していきますね(^^)/
ケアマネジャーと初めて会ったときに確認すべき3つのポイント
以下の3つを確認してください。
- フットワークの軽さ
- 高圧的でないか
- フィーリング
サクッと見ていきます。
フットワークの軽さ
すぐ動いてくれそうかどうかです。
この点で言うと大きな法人よりは個人で経営してる所の方が動いてくれる確率は高いです。ぼくの経験上ですが。
高圧的でないか
上から言ってこないかは要チェックです。
しっかりとこちらの話を聞いてくれるか、もっと言うと引き出してくれるか。こちらに寄り添おうとしてくれるか。
フィーリング
シンプルに合わないな、と思ったらそこでチェンジです。長く関わっていく上でフィーリングはかなり重要となってきます。
ちなみに周りに相談できる人がいなかったり、中々相談する勇気が出ない人はSNSを活用してみるのをおすすめします。
マジでバカにできないどころかリアルで有益な情報がタイムリーで入手できますので。
まとめ:ケアマネジャー選びはシンプルに
おさらいすると、ケアマネジャーの選び方はシンプルに
- 自分で探す
- 紹介してもらう
上記の2つで後者の『紹介』が断然おすすめです。
そして良いケアマネジャーと巡り合う方法は『合わなかったら、間髪入れずに即チェンジ』でした。
チェンジする判断基準となるのが
- フットワークの軽さ
- 高圧的でないか
- フィーリング
上記でしたね。良いケアマネジャーは黙っていても見つかりません。
専門家に紹介してもらい、なおかつ自分とのフィーリングを大切にして下さい。良いケアマネジャーと巡り合いますように(^^)/
記事を最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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